名画の美少女が”死後の世界”についての自身の見解を示すことを妄想する画廊1


この記事は私がまとめました

まだ、すっごく若かったのに…

なんで神様は私から大事なパパを奪ってしまうの?

ママは私のことをちっとも大事にしてくれない。いつも酔っ払って私をぶってばかりいる。

でも、死んでしまったパパはどんなに仕事で忙しくて疲れきっていても、私のことを笑顔で抱きしめてくれていたわ。

自分はいつも、家でゴロゴロして疲れて帰ってきたパパに家事までさせていたくせに…

私はそんなことを言うママが大嫌い。パパは私とは血がつながっていないけど、私たちを捨てて別の女性と逃げた前のパパより遥かに理想のパパだった。

それなのに…過労で死んじゃうなんて…
私がパパの代わりに家事をもっとやるべきだった、そしてママからパパを守ってあげればよかった…

でも、もう遅いわ…せめて今はパパがあっちの世界で幸せになることを祈るしか出来ない…

ピエール=オーギュスト・ルノワール『ジャンヌ・サマリーの肖像』

それが何度も繰り返される最低の場所に送られるだろうって言ってた。

でも、そういうおぞましい場所にママ自身がいくだろうって、私はかたく信じている…因果応報ってやつよ!

だって、そのほうが静かで落ち着いた場所が好きだったパパに相応しいと思うの。

大体大学生だったパパが、工場でつらい仕事をしなければならなかったのも全てママと出会ったせいだと思うの。

ママとさえ出会わなければ、パパはちゃんと大学を卒業して偉い学者さんになれていたはずなのに…

ルノルト・ベックリン『死の島』

パパのことを待っているはずよ。

ほ、本当は私がその人の代わりをしたいくらいだけど、やっぱり私は子供だしね…

パパは大学時代に本当に愛し合った恋人がいたみたいなの…それがママの妊娠話に騙されて別れちゃったみたいで…

アンドリュー・ワイエス『クリスティーナの世界』

でも、私のことを完全に忘れてもらっても困る…

私は時々天使の姿を借りてパパに挨拶にいくのよ

”パパちゃんと幸せにやってますか?たまには下界でパパがいなくて泣いている娘のことを思い出してあげてね”って言うの…

その時パパが私の名前を聞いて、面倒臭そうな顔をしたらどうしよう…

でも私のことを世界で一番大事だって言ってくれていたパパだから大丈夫。

た、たぶんね…

アボット・ハンダーソン・タイヤー『エンジェル』

常識人のパパを驚かすってのもなかなか楽しいかもしれないわ。

やっぱり私がいない世界で、パパが完全に幸せってのも何だか悔しいんだよね。私って変だなあ…意地悪だよね

  
オディロン・ルドン『キメラ』

パパがどんな顔で驚くか見てみたいし、ついでにパパを独占しているパパの恋人が恐怖で失神したりしたら、とっても愉快だわね

ああ、やっぱりこういう”ところ”は私ってママの子供ね…

アンリ・ルソー『蛇使いの女』

で、剣をもった私がパパを助けに、天から救世主のように降り立って、彼を守ってあげるの…

そしたら、パパの心が私のことでいっぱいになったらどうしようかなあ…

彼にお前もこの世界にいてくれって言われたら…あの優しい笑顔で…

アンリ・ルソー『戦争』

引用元